【メソッド】レポート:東南アジア6か国でサッカークリニック。子どもたちとサッカーで交流『ASEAN Mitsubishi Electric Cup™ 2024』へコーチを派遣
2024年12月23日
FC今治は、エグゼクティブパートナーである三菱電機株式会社と東南アジアサッカー連盟(AFF:ASEAN Football Federation)が主催する、現地の子どもたちを対象としたサッカークリニックに、当クラブのコーチを講師として派遣しました。
本クリニックは、東南アジア11カ国が参加し2年に一度開催される国際サッカー大会「ASEAN Mitsubishi Electric Cup™ 2024」(期間:2024年12月8日~2025年1月5日、主催:東南アジアサッカー連盟(AFF))のタイトルパートナーとして、三菱電機株式会社が、AFFと共同で開催するサッカークリニックです。
クリニックでは、FC今治のコーチが岡田メソッドを指導者に対して、講習会を行いました。また、その上で、FC今治のコーチと現地のスタッフが、子どもたちに直接技術指導を行い、サッカーの楽しさを伝えながら、サッカースキルを学ぶ機会を提供しました。
タイ
タイでは、13~15歳の男子選手たちと交流しました。最初はシャイで控えめな印象でしたが、トレーニングに真剣に取り組む姿がとても印象的でした。理解が深まるにつれて、プレーを通じて自分を表現するようになり、その変化が見て取れました。しなやかな動きと柔らかいボールタッチから、彼らの高いポテンシャルを感じました。初めは表現することが苦手そうでしたが、次第に積極性が見られるようになりました。 最後のゲームでは迫力あるプレーが随所にみられ積極的にゴールへ向かっていく姿が印象的でした。
シンガポール
シンガポールでは、14~15歳の男子選手たちが参加しました。彼らのトレーニングに対する一生懸命な姿勢がとても印象的で、理解しようという真剣な気持ちが伝わってきました。選手同士が積極的にコミュニケーションを取り、協力しながら問題解決しようとする姿にチームワークの良さを感じました。その中にも個性豊かな選手がいて、将来の可能性を強く感じる場面がありました。
マレーシア
現地の12~14歳の女子選手たちと交流しました。元気いっぱいで笑顔を絶やさない彼女たちと触れ合いながら、ボールを蹴る喜びを共有できました。サッカーを心から楽しむ姿勢や、人懐っこい明るい性格が印象的で、一生懸命に取り組む姿からエネルギーをもらえた気がします。ゴールをした時にはチーム全員が無邪気にみんなで喜んでいました。ボールひとつで心を通わせられるスポーツの力を改めて実感しました。
ベトナム
ベトナムでは、12~16歳の男子選手が参加しました。最初は戸惑いながらのスタートでしたが、徐々に慣れてくると思い切りのよいプレーを見せてくれました。ゴールした時にはチームでパフォーマンスを披露してくれ楽しませてくれました。最後まで諦めないプレーが印象的でボールを一生懸命に追いかけていました。
インドネシア
インドネシアでは、10~12歳の男子選手たちが集まりました。身体能力が高く、真面目で理解力のある子どもたちが多かったのが特徴です。初めて挑戦するトレーニングにも積極的に取り組み、自分のものにしようとする姿勢がとても印象的でした。テクニックもありサッカーへの熱意の高さも強く伝わってきました。 また、この日は、FC今治の会長の岡田もジャカルタまでかけつけ、クリニックに参加した選手に将来の代表選手になるという目標を持って頑張ってほしいと、激励しました。
フィリピン
フィリピンでは、12~15歳の男女の選手たちと交流しました。とにかく素朴で純粋、そして素直な性格の子どもたちが印象的でした。目をキラキラさせながらボールを追いかけ、男女ともにサッカースキルに大きな差がないことに驚きました。それぞれが夢を持ち、それに向かってひたむきに努力する姿勢が印象深かったです。
土橋功(メソッドグローバルグループ長)コメント
今回いろいろな国を回りましたが世界中どこに行っても、子どもたちの無邪気で純粋な笑顔には心を奪われました。
そして人種も文化も言語が違ってもボール一つで心の繋がりができる。笑顔になれる。
footballの素晴らしさと力を改めて感じることができました。
各国の子供たちに出逢え人生の一瞬に関わることができたことに感謝しています。
FC今治は、「世界のスポーツ仲間との交流を進め、世界平和に貢献します」というミッションステートメントのもと、中国浙江省の浙江FCへのコーチの派遣をはじめ、アジアの国々でのサッカーを通じた交流と岡田メソッドをもとにサッカースキル向上をサポートし、国際的な友好関係を築いてまいります。