2016年01月01日
新年明けましておめでとうございます。
昨年中はFC今治を応援していただき、誠にありがとうございました。
残念ながら昨年は、我々の最大の目標であるトップチームのJFL昇格を達成できませんでした。応援・ご支援をいただいた皆様に心からお詫び申し上げます。
今年こそは背水の陣の危機感を持ってJFL昇格を達成します。
一方で、育成U12チームが愛媛県で優勝し全国少年大会に出場したことを始め、他の育成含め確実に進歩をしてきてくれています。育成部門の国際大会である「BARI CUP2015」は中国、韓国などの海外のクラブを含め48チームが参加し、サッカーはもちろんのことサッカー以外の場でも、言語や国籍を越えた草の根の国際交流が行えました。
今後も、育成・普及・レディース部門においては海外交流を含め、その強化に一層力を注いで参ります。
また、昨年ホーム最終戦では2000人を越えるお客様に来て頂き、12月に行ったファン感謝祭にも400人以上の人たちが集まってくださいました。徐々にですが、FC今治を認めていただき始めた手応えを感じています。実際にファンの方から「FC今治は大きな夢に挑戦したんだという歴史を語るに十分な1年だった」というありがたいメールをいただき、スタッフ一同感激しました。
本当にありがたいことです。
そういう意味では、昨年JFLに上がれなかったのも、ともかく走りながら考え、考えながら走りと、現場もフロントも自転車操業だった状況を、「この一年でしっかり土台を作りなさい」と神様に言われているような気がします。
あの敗戦と応援・ご支援して下さった方々からの叱咤激励の言葉で、目の前のことに追われて我々の本当の目標や夢を忘れていたことに気づかされました。
我々の夢、理念、ミッションを忘れることなく100年続くクラブの基礎づくりの為、今年一年、日々目の前にあることに全力で取り組んでいくつもりです。
サッカーにおいても海外事業、スタジアム建設、メソッドによる指導者養成、地域トレセン等と展開が広がり、サッカー以外にも女子バスケットのオレンジブロッサムの強化、アドバイザリーボードメンバーを中心とした次世代への「育成」をテーマとした活動や野外体験教育なども始まります。
本年も多くの方のご支援・応援がなければ、我々だけではとてもやりきれません。
ぜひ我々に力を与えてください。
代表取締役 岡田 武史