2016年07月06日
トレーニングマッチ概要
HOME | 試合終了 | AWAY | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
FC今治 |
7
0
|
Krems SC |
試合の得点・メンバー等の情報
得点
前半スターティングメンバー
後半20分からのメンバー
マッチレビュー
オーストリア遠征第2戦は、4部のKrems SCとの対戦。キャンプ地のHornからは40kmほど離れた街へバスで移動しました。平日にも関わらず、地元の方々が大勢集まった中で試合を行い、アウェーの雰囲気の中で試合を経験することができました。
前半
両者譲らない展開が続きます。ボールを保持しゴールへ向かうFC今治に対して、Krems SCは約2mあるのではないかという長身FWのポストプレーを利用した攻撃を繰り広げ、ゴールを脅かします。
前半28分 左サイドをかけあがった田野内からのクロスボールが直接相手ゴールに向かい相手ゴールを脅かします。序盤相手の前線からのプレスになかなかテンポよくボールを動かすことができなかったFC今治でしたが、30分過ぎから徐々にリズムをつかみ始めます。
そして、前半ロスタイム。途中交代で入った長島が左サイドから小気味の良いドリブルから中央で構える乙部にパス。ボールを受けた乙部が、右足インフロントキックで上手にボールを巻いて、サイドネットを揺らす鮮やかなゴールで先制します。
後半
同じメンバーのまま迎えた後半戦。
相手の両サイドバックの背後を長島、桑島が攻撃します。一方、Krems SCもFW11番の選手を軸に反撃します。
後半11分左足で放ったシュートがゴールバーを直撃。あわや失点というピンチを招きます。 しかし、相手の勢いを断つかのように、ゴールを挙げた乙部が中央の土井へとパスを出すと、土井がこのボールを冷静に決めて2-0と引き離します。
後半20分 選手全員が交代します。 ここから、ボール回しのテンポを上げて相手陣地での攻撃が続きます。前半からボールを回され足が止まり始めたKrems SCのディフェンスラインの崩れをつき、ここからゴールラッシュが始まります。 後半22分には上村からのパスを佐保がゴールし、3−0。35分には、桑島が放ったシュートのこぼれ玉を上村が頭で詰めて4点目。その1分後には、上村からのパスを桑島良が決めて5点目。41分には、岡山が抜け出しシュートを放ち6点目。そして後半42分には桑島からのパスを佐保が落ち着いてきめ7点目をあげます。
試合時間残り2分で、審判もホイッスル。日本ではありえない試合時間終了前の試合終了。ヨーロッパならではという雰囲気を最後まで味わせていただくことができました。
試合は7点差が開きましたが、非常にフェアで真摯なプレーをしていただいたKrems SCの選手たち。そして、会場を温かい空気で包んでくれた地元のファンの方々に感謝の気持ちを持ちながら、会場を後にしました。
明日は、いよいよSAP NO LIMITS PROJECT SV HORN CUPとなります。