2018年10月19日
10/14 Home戦開催に合わせて、グラスルーツフェスティバルを開催しましたのでご報告します。
今回行われたグラスルーツフェスティバルは10歳以下を対象にサッカーの経験のない子どもたちにもサッカーを楽しんでもらおうと企画されたイベントで、FC今治として実施するのは今回で3回目になります。
FIFA考案のグラスルーツフェスティバルをベースにFC今治のコーチたちがおよそ1ヶ月かけてプログラムから指導法など準備を重ね、当日は育成からレディース、そしてトップの選手たちも協力して指導にあたりました。加えて今回は様々な年代を指導している地域の指導者、さらに今治工業高校サッカー部部員もそれに加わり、まさに地域一体となったイベントとして、年長児〜小学4年生約180名が参加し大きな盛り上がりを見せました。
全体の指導にあたったFC今治コーチディベロップメントマネージャー小野は下記の通り3つの観点から今回のフェスティバルの意義を説明してくれました。
① 地域にとって
サッカーを楽しむことを通じて、今治、東予、愛媛がさらに元気になることにつなげたい。
② 子どもたちにとって
子どもたちの遊びの形態がひと昔前の「外で、みんなで、身体を動かして」から「一人で、家の中で、
身体を動かさないで」に変化、それに伴いいろいろな社会問題も発生してきている。本来我々の中に組
み込まれているはずの遺伝子にスイッチを入れ、仲間と身体を動かす楽しさに触れてもらいたい。
③ 指導者にとって
サッカーの指導にとって最も大切なことは、選手の心をつかみ、ハートに火をつけること。昨年からコー
チの研修の中に取り入れてきたのは、プランニングから実践まで我々コーチにとってもかけがえのない
経験となること。
最初こそためらいの表情を見せていた初心者の子どもたちも、コーチたちの導きで最後には弾けんばかりの笑顔を見せ、まさに子どもたちにとっても、指導者たちにとっても、そして地域にとっても強い絆を感じることができた最高の一日になりました。
FC今治は今後も「誰でも、いつでも、どこででも」を合い言葉に、サッカーやスポーツを楽しむ環境の創出を目指して活動をしていきます。