2021年12月10日
弊クラブ所属のマネージャー 菊住 輝に関しまして、契約満了により今シーズンをもって弊クラブから退団することとなりましたのでお知らせいたします。
プロフィール
【氏名】菊住 輝(きくずみ ひかる)
【生年月日】1993年9月19日
コメント
『今シーズンでFC今治を離れます。
振り返れば5年前、JFL昇格を決めたこのクラブの歓喜を目の当たりにした僕は「今治の街の人から愛され、応援されるクラブを作る過程に少しでも貢献したい。これから大きく深く広がってゆく渦に加わりたい」と今治の街へやってきました。
しかし最初の2年ほど、多岐に渡る業務をこなせず、死に物狂いで選手は努力しているにも関わらず、僕はミスを重ねました。
上手くいかない言い訳ばかり考え、自身への不甲斐なさに苛立ち、独りだけプロフェッショナルになりきれない・取り残されているような孤独感から、正直心が折れそうになった数は数え切れません。
挙句、選手たちに心配をかけて慰められる。
僕はそんな最低のマネージャーでした。
ただそんな時でも、
いつも近くで暖かく気にかけてくれた工藤コーチ、岸本トレーナー。
どんなに忙しくとも敬意を持って僕の成長を喜んでくださる木村前強化部長。
僕を今治に導き鼓舞し続けてくださった生涯の師、高司元SD。
背中を押してくださる偉大なる大先輩たちの想いに何としても応えたい。僕が成長した姿を見せることで恩返しをしたい。いつからかそんな思いで、ここまで走り続けることができました。感謝しても仕切れません、本当にありがとうございます。
そして今季の苦しいチーム状態で、
マネージャーとして・人間としてより大きくなりたいという僕の決断を理解してくださった強化部、岡田会長、ありがとうございます。
夢スタ柿落としの超満員の歓喜、
J3昇格を目前で逃した涙の夢スタ、
悲願のJリーグ参入、
勝利時お約束の大音量ロッカールーム、
1年に2度の監督交代、
辛さも、苦しさも、
悔しさも、嬉しさも、
すべて僕の財産になりました。
この5年間トップチームでともに過ごした
計67名の選手・29名の監督スタッフの皆さん。
そしてFC今治に関わってくださったすべての方々に感謝します。
またいつか必ず帰ってきたいと思える街、
またいつか必ず戻りたいと思えるクラブに巡り会えて本当に幸せ者だと改めて思います。
クラブの誇りでもあるフィロソフィーを胸にこれからも頑張ります。』