2022年06月03日
本日6月3日(金)14時30分より、愛媛新聞社本社にて、伊予決戦に向けてFC今治・愛媛FCの両クラブによる合同記者会見を実施いたしました。
記者会見にて社長の矢野がお話させていただいた内容を以下掲載します。
7年半前、FC今治が再出発した時のことです。
わたしたちは、愛媛県サッカー協会の豊島協会長を訪ねました。県サッカー協会では、将来構想の12項目のひとつとして「愛媛FCをJ1に昇格させる。続くJクラブを育てる。」を掲げており、「FC今治にも、大いに頑張ってほしい。」と協会長より激励の言葉をいただきました。
その後、中村県知事を訪ねました。そこで弊社会長の岡田より、このようなことをお伝えしました。
「この愛媛県で、ダービーマッチを実施するときが来れば、それは、ピッチでは選手が競争する、競り争うんだけど、スタジアム全体としては、いがみあう戦いではなく、共に創る。日本で唯一かもしれない、共創のダービーを目指します。」
その考えは、今もまったく変わりません。
この週末は、新しい時代の幕開けです。両クラブで話し合い「伊予決戦」という名称を冠することに決めました。よく使われる「ダービー」という言葉をあえて使わない決断でした。
選手はピッチで全力を尽くします。しかし、サッカーはミスを重ねるスポーツです。ファンやサポーターの後押しや応援があるからこそ、選手は勇気を振り絞って最後まで戦い抜くことができます。
当クラブでは、ありがとうサービス.夢スタジアム®︎を「日本一モラルの高いスタジアムにしよう」、そして当社の企業理念にもある「心の豊かさを感じられるスタジアムにしよう」という目標をかかげて、スタッフ、ボランティアスタッフ、全ての来場者のみなさまと一体となって運営をしております。
伊予決戦を、両チームの選手、ファン、サポーター、スタッフと共に、みなさまが誇りに思えるような最高の場、共創のダービーマッチに育てていただきたいと思っています。
先月長野県で開催された、初の信州ダービーは、じつにすばらしい試合でした。愛媛県で初めておこなわれる伊予決戦を、日本全国のサッカー仲間やファンが注目して頂いております。伊予決戦を、共に創る最高の場にしてまいりたいと思います。
株式会社今治.夢スポーツ
代表取締役社長 矢野 将文