2024年05月16日
この度、Jリーグ全60クラブのホームタウン・社会連携(シャレン!)活動の中から、特に社会に幅広く共有したい活動を表彰する「2023Jリーグシャレン!アウォーズ」において、FC今治の「スタジアムに複合福祉施設を創り、インクルーシブ社会を体現するプロジェクト」が「ソーシャルチャレンジャー賞」を受賞しましたので、お知らせいたします。
Jリーグシャレン!アウォーズとは?
Jリーグシャレン!アウォーズは今年で 5 回目の開催となり、地域に根差したスポーツクラブとして、多くの協働者と連携し、各地域で抱える課題に対する取り組みやその活動に関する発信など、クラブが行う多種多様な社会連携活動を称える目的で実施しています。
2024 年は2023シーズンに行われた 3,000 を超える活動のうち、Jリーグ全 60クラブよりエントリーのあった活動から選考を行い、6 クラブの受賞を決定いたしました。
ソーシャルチャレンジャー賞とは?
6つの賞の中でも、その地域にある社会課題解決に対してチャレンジしている活動が選ばれる
Jリーグシャレン!アウォーズについてはこちら
なお、6月30日(日)18:00キックオフ 明治安田J3リーグ第19節 vsカマタマーレ讃岐にて、授賞式を行います。
株式会社今治.夢スポーツ 代表取締役社長 矢野将文 受賞コメント
このたびは、ソーシャルチャレンジャー賞の表彰をしていただきまして、誠にありがとうございます。
私たちの活動を認めていただいたということで大変嬉しく思います。
新しくスタジアムを自前で建てるにあたり、当社の企業理念「物の豊かさより心の豊かさを大切にする社会づくりに貢献する」を実現する場にしようと考えました。その一つとして、スタジアム施設内に、社会福祉法人来島会様に、通所型の複合福祉施設を作っていただきました。日常から、福祉施設の利用者さまとスタジアムご来場者さまが自然と関わっていくような場所にしてまいります。
新たな出会いが生まれる、老若男女も障がいのある人もない人も関係なく誰もが自分の居場所があると思って集まって来られる、そして、多様性を認め合う、そういう場所を作っていきたいとも思っております。
今後、様々な社会福祉法人はもとより、ファン・サポーター、パートナー企業様などとも連携して、アシックス里山スタジアムを拠点とした共助のコミュニティづくりに取り組み、ソーシャルチャレンジャーとして、心の豊かさを大切にする社会づくりに貢献してまいります。
「スタジアムに複合福祉施設を創り、インクルーシブ社会を体現するプロジェクト」概要
社会福祉法人来島会提供
障がいの有無に関わらず、誰もが分け隔てなく集い、心の拠りどころとなる場所を創りたい。2023年1月に竣工したアシックス里山スタジアムの敷地内には、サッカー専用スタジアムとして日本で初めてとなる複合福祉施設「コミュニティビレッジきとなる」が社会福祉法人来島会により運営されています。
施設を利用する障がい者の方々とクラブスタッフ、ボランティア、サポーター、パートナー企業、地域の皆さんと、豊かな里山スタジアムを守るための活動やホームゲーム時には施設を開放して賑わいを創出するなど、心の豊かさを感じられる場所を共に育てています。
スタジアムに複合福祉施設が生まれるまで。障がいの有無に関わらず、誰もが分け隔てなく集えるコミュニティづくりを目指して