2024年10月15日
10月7日 札幌大谷高等学校にて、2025年からFC今治トップチームへの加入が内定した笹修大(ささ しゅうた)選手の内定記者会見が開催されました。
笹選手コメント
来期からFC今治への加入が決まりました、札幌大谷高校の笹修大です。
まず、自分が小さい頃から、サッカーを始めた時からの夢であったプロサッカー選手になることを、FC今治という素晴らしいチームで迎えられることをとても嬉しく思います。
ここからは本当に自分の中でも勝負だと思っているので、 そういう世界に入っていく中でも、日頃の1個1個の練習の部分を、 今までやってきた部分を変えずにしっかり取り組んで、家族だったり、監督や川高先生だったり、チームメイトもしっかり応援してくれると思うので、そこに結果を示せるような選手になっていきたいと思います。
北海道から1回出ることになるので、そういう意味でもしっかり自立して、あとは自分との勝負だと思っているので、 しっかり自分と向き合いながら、今何が必要なのか、今監督がどう求めてるのかをしっかり考えて、1日でも早く今治のアシックス里山スタジアムでプレーできることを本当に楽しみにしています。
FC今治 ゼネラルマネージャー 小山哲司 コメント
よろしくお願いします。うちのスカウトが彼のプレーを見て、北海道に大変面白いボランチがいるということで、トップチームのトレーニングに1週間ぐらい来てもらったんですけど、最初のプレーを見て、初日に大体僕は決めていました。服部監督を含めたいろんなスタッフと話して、非常に面白い、ポテンシャルがあっていいということでオファーを出させていただきました。コンサドーレにも小学生の時在籍して、大谷で育っていただいて、北海道出身というご縁もあったんですけれども、そういうことは別として、うちのトップチームで活躍してくれる人材だという風に信じてオファーをしました。
札幌大谷高等学校サッカー部 清水監督 コメント
この度、本校サッカー部所属の笹修大選手がFC今治さんに内定いただけたということ、 心より嬉しく思います。
笹修大という選手についてですが、本校サッカー部にとって、なくてはならない存在です。 立場上、私が監督をしていますが、ピッチの中の監督は笹修大だと思っています。彼の持っているリーダーシップ、それからプレー全般。あらゆる面で本当に中心になって1年生の時からここまでいいプレーをし続けてくれたことが今回の内定に繋がったのではないかなと思います。
もちろんプロに進むということはこれから大変なことがたくさんあるかと思います。彼の強みは高さだったり強さだったり、技術、それから運動量。そういったことはもちろんですが、 1番は彼の人間性だと思っています。リーダーシップはもちろん、 自分自身に矢印を向けて、努力し続けられる部分。そこが本当に強みだと思っていて、実際にプロの厳しい環境の中でも努力をし続けて、必ずFC今治さんの力になってくれると信じています。
彼のこれからの活躍を願いながら、我々サッカー部も引き続き彼のような選手を育てられる、そういうクラブでありたいと思っています。今後とも応援よろしくお願いいたします。
札幌大谷中学校サッカー部 川高監督 コメント
私が彼を初めて見たのは小学校6年生の秋です。コンサドーレさんのU-12に所属していましたが、本人の描いたように上がれずということで他のチームを探して、うちもその選択肢の1つに入れていただいて、練習会に参加してくれました。
その時からですね。もう本当にサッカーボールを見る目がキラキラしてまして。私もその時は初対面だったんですけど、「このプレーはどういう風に考えてやったの?」とか、「ここはもうちょっとこういう風にした方がいいと思うよ」というようなことを初対面でのアドバイスにも関わらず素直に聞き入れて、ひたむきにプレーしているのが今でも記憶に残ります。それで本校サッカー部を選んでいただいて、3年間通して本人を見ていて本当に感じるのは、清水監督もおっしゃったとおり、サッカーが大好きということはもちろんですが、仲間を大切にする、仲間を巻き込む。対戦相手等々、その試合等サッカーに関わる人たちを大切にするようなところ。試合が終わった後に痛んでいる選手がいると、味方であり相手であり関係なく手を差し伸べるような選手です。
本人の夢もその頃からJリーガーになりたいということであったので、 我々も仲間も笹選手の夢を叶えるようにと支援してきたきましたけども、それ以上に本人自身がその夢をしっかり叶えるということを、本当に1分1秒を忘れずにやってきた努力が、このような評価をしてくださったことになったと思います。今後もFC今治さんでお世話になりますけども、本人自身お世話になるだけじゃなくて、FC今治さんを支える選手になっていただきたいことと、もっともっと飛躍して、日本を代表するような選手になっていただけたらと思います。ここからが勝負だと思いますので、頑張ってほしいと思います。
札幌大谷中学校高等学校 種市校長 コメント
このたび、中学、高校の6か年一貫制で初めてJリーガーが誕生するということで、学校としてもとても嬉しく思っています。
小学校から中学校に上がった段階からサッカー選手になろうということで、かなり練習に励んだ、その成果だと思います。本当に素晴らしい選手で、私もと見させていただきましたけども、なんて言うんでしょう。彼がピッチにいるとその場の空気が変わるんですよね。そういう意味ですごい存在感のある選手であるという風に思います。
大変真面目な生徒で、学校生活も一生懸命やっていますが、私が1番期待してるのは、いろんなレベルで、特に才能のある人たちがたくさんいる。そんな中でも、彼自身がその場でどんどん成長できる人間であると、そういう特性を持ってるんではないかなという風に思っております。ですので、これから自分のサッカー人生の中でどんどんステージを上げていって 、日本を代表するような選手になっていただいて、日本のサッカー界を牽引してもらえるような存在になってほしいなと思っております。この度は本当におめでとう。