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パートナー

【パートナーとの取り組み】株式会社カオナビ様との第2回『キャリアオーナーシップ』を実施いたしました。

協働社名

株式会社カオナビ

実施日時

2024年7月6日(土)

実施内容・当日レポート

「-ship」プロジェクト・「キャリアオーナーシップ」について

2023年より株式会社カオナビ様と、地方創生に向けた取り組み「-shipプロジェクト」を共同で実施しております。
本プロジェクトでは「"はたらく"を通じて、今治の土地や人々をエンパワーメントしていく」をテーマに様々な取り組みを展開中。その一環として2024年7月6日に、かねてよりユニフォームパートナーにご協賛いただいている、当「FC今治レディース」への「キャリアオーナーシップ」を実施いたしました。
講師の方をお招きして、選手たちのキャリアを考える「キャリオーナーシップ」は、昨年に続いて2回目の実施となります。本年は講義に加えてワークショップをプログラムに追加。当人のみならずチームメイト同士の理解につながるようなプログラム構成にいたしました。

はじまりは砂浜から

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そんなプログラムの始まりは会議室、ではなく、砂浜から。というのも、今回講師をお願いした山田さんは、アスリートのキャリアを支援する会社を経営しながら、現役のビーチサッカー選手としても活躍している方です。
そこで、山田さんの指導のもと、アイスブレイクも兼ねてビーチサッカーを実施。
ウォームアップを兼ねたビーチクリーンに始まり、選手たちは普段とは一味違ったメニューをこなしました。

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砂浜ゆえにボールが転がりづらいなど、普段のサッカーとの違いを楽しみながら、最後はオーバーヘッドキックの練習まで!良いアイスブレイクの時間となりました。

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現役時代に感じた不安。今だから思う、当時の自分ができたこと

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午後からはアシックス里山スタジアムに移動し、山田さんのキャリアのお話からキャリアオーナーシップセミナー&ワークショップがスタートしました。

25歳という、サッカー選手としての全盛期に引退を決意した山田さん。サッカーに夢中になるあまり、将来への大きな不安を感じたと、当時の心境を述べられていました。

「サッカーに没頭できたことに後悔はない。ただ、振り返ってみて現役時代にキャリアについて考えられること、やれたことは沢山あった。当時の自分は井の中の蛙であったと思う。様々な分野の人と会い、いろいろな経験をして、自分の視野を広げていくことが大切」。かつての経験を踏まえた山田さんのメッセージに、選手たちも真剣に耳を傾けていました。

自分とチームメイトを知るワークショップ

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山田さんのお話のあとは、自分自身について理解を深め、それらをチームメイトと共有するワークショップを実施しました。

ワークシートをもとに自分自身の「好きなこと」「苦手なこと」「今の仕事」「将来の夢」などをそれぞれ書き出し、続くグループワークでは、チームメイトとディスカッション。
FC今治レディースの仲の良さが垣間見えたワークショップとなり、多くのテーブルで会話が盛り上がっていました。

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その後、ディスカッションを元に考えを再整理して、全体発表へ。
「食べるのが好き」「オフの日の終わりが嫌い」といったちょっとした共通点から「チームメイトに自分の仕事を話すなかで、意外と今の仕事に充実感を抱いていることに気づいた」などといったキャリアにつながる話まで、各選手が様々な発表や気づきを共有しました。

夢や目標へのエネルギーを大切に

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1日のプログラムを終えて、締めくくりに山田さんからの総括がありました。

山田さんの社会人生活の始まりは、当時所属したチームのスポンサー企業への入社から。そこでお世話になったこと、チームや場所が変わっても仕事を与えていただいたことへの恩返しの気持ちが、引退後の仕事に取り組む上での原動力となったそうです。

「当時の経験がキャリア支援という今の仕事や、何よりサッカーを通じて多くの素晴らしい出会いにつながった。今後は仕事を通じて、サッカーやこれまで出会った人にも恩返しをしていきたい」

「サッカーという好きなことに打ち込める、それだけで素晴らしい才能。夢や目標へのポジティブなエネルギー、ワクワクした気持ちを大切に、頑張ってください!」
山田さんのお話には、当社が掲げる企業理念にも通じるものを感じましたし、選手たちの今後にも響くものがあったように感じます。

最後は会場で記念撮影をして、第2回キャリアオーナーシップ セミナー&ワークショップは終了しました。

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セミナー&ワークショップを終えて

カオナビ様をはじめとする関係者の皆様、ならびに山田さんのご協力のおかげさまで、キャリアオーナーシップ セミナー&ワークショップを無事に終えることができました。

アスリートと社会人という二足のわらじを履いている選手も多い、FC今治レディースの選手たち。忙しい毎日のなかで、自分自身を知る、自身のこれからを考える、たいへん貴重な機会をいただくことができました。

さらに、グループワークを通じて、普段話すことのなかったお互いの好きなこと、仕事のことを知れたのも、大きな財産になったと感じます。

山田さんからのお話にもありましたが、様々な分野の人と会い、視野を広げていくことが大切。今後も選手たちがキャリアを見つめなおす機会、新たな気づきを得る機会を創出していければと思いますし、その一つの手段こそ「-ship」プロジェクトです。カオナビ様との共同のもと、「キャリアオーナーシップ」もさらなる広がりを見せられたらなと感じております。

チームは現在中断期間に入っておりますが、今回のセミナーやワークショップでの気づきを胸に、シーズン後半戦も精進して参ります。​​
ご覧いただきまして、ありがとうございます。

株式会社カオナビ様プレスリリース
株式会社カオナビ様によるレポート

講師:山田 頌子さん

キャリアデザイナー / ビーチサッカー選手
アスリート キャリア支援会社「株式会社Champ」代表

5歳からサッカーを始め、世代別日本代表としてワールドカップに出場。なでしこリーグでは8年間プレー。現役引退後に不安を抱え、引退を決意。引退後は女子サッカーチームの立ち上げや、アスリートのキャリアについて研究するために法政大学大学院キャリアデザイン学研究科修士課程を修了。アスリートのキャリアを包括的にサポートするために株式会社Champを立ち上げる。2021年より、東京ヴェルディプライアナBSに所属するビーチサッカー選手として再びアスリートとしても活動中。2024年に日本一を達成し、日本選抜選手としてもプレー。アスリートが輝き続けられる社会を創るために邁進中。

「-shipプロジェクト」とは

「次世代のため、物の豊かさより心の豊かさを大切にする 社会創りに貢献する」を企業理念とする株式会社今治.夢スポーツと、「"はたらく"をより豊かにしていく」ことをテーマに掲げる株式会社カオナビ。
共感できる想いを持つ両社が「Partner-ship」を皮切りに、あらゆる「〇〇-ship」な取り組みを展開し、今治の土地やそこに住む人々をエンパワーメントしていく。そのような、継続型の地域創生プロジェクトが「-shipプロジェクト」です。

株式会社カオナビ様公式HP

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